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中津川経由薮原こだまの森→白骨温泉→鍋平→中尾温泉→上高地の旅

<2004.4.28〜4.29>





◇4月28日◇

朝7時我が家を出発。曇り空。
木曽福島を過ぎるころより雨が降り出す。
まさかのまさかで『あられ』が降りはじめたりしたが、
薮原に近づくと少し晴れ間が見えてきた。







今のうちに「こだまの森」で犬の散歩。
気温が2度少しの上に『みぞれ』混じり。
平日のためと寒さのため、さすがに誰もいなく、アイやエグザには格好のドッグラン!
エグザはノーリードで離してあげるが、遠慮がちにおそるおそる歩き出す。
でも怖くないと分ると思い切り走り出す。
アイといえばどこにいっても自分中心に我が物顔で走りまわる。
2匹とも見るからに楽しそう。
家族みんなで来れてよかったね。





白骨温泉では雪がちらつき寒そうでした。
私たちはは念願の「泡の湯」、乳頭温泉でひと浴びして皆でお散歩。

さあ中尾温泉を目指して走りましょう!





新穂高ロープウェイのところまでいき、次に鍋平高原。
まだ少し雪が残っているのでエグザは大喜びで遊びまわっていました。
1年10ヶ月前はジュリーもいて3匹で走り回った公園だったのに・・・・
雪のちらつく中に桜が寒そうに咲く姿についついカメラを向けたくなってしまいましたよ。





3時すぎに谷旅館さんに着き露天風呂で一休み。
エグザやアイは車の中で寝ているのか、極めていい仔です。
雨のちらつくなか、夕食前のお散歩。
せめて温泉気分を味あわせてあげたくて足湯のところに行くが『ペットお断り』。
では・・・早めの夕食をとり、車で寝てもらいましょう。
今晩は氷点下3度ぐらいになると言うことだが、寒さ対策の準備が出来ていなくて車のエンジンをふかせて寝かせる事に。
平日の事もあり、お泊りが我が家を入れ全部で6名。
混浴の露天風呂も貸しきり状態で、ゆっくり奥飛騨の夜を楽しんだのでした。
星も綺麗に見え、明日はきっと晴れそうな気がします。
部屋からは雪のかかった錫杖岳が綺麗に見える。
この旅館は「日本の秘湯を守る会」に入り、温泉はもちろん料理も美味しくいつも満足させてもらっています。






◇4月29日◇

氷点下3度と言われていたので、2匹が気になって朝早く目が覚めた。
4時30分、エンジンの音で皆さんに迷惑をかけるといけないので様子を見に行く。
2匹ともまずまずの温度の中で静かに寝ていた。
朝のお散歩はもう少し待ってもらって、取りあえずエンジンを切り部屋に戻る。

6時前に家族全員で朝の散歩。
2匹とも極めてご機嫌がよく、寒いのだが楽しそうに走り回っていた。
空気も澄みきり雲ひとつ無い青空。
綺麗な北アルプスの焼岳をバックに桜が咲き、「ああ〜〜幸せのひと時」という感じでした。

車の中の窮屈なお泊りも気にならなかったのか、食欲もあり元気な2匹。
昨晩の残りの飛騨牛のお刺身焼肉、その他のものを美味しそうに食べていました。
私たちは朝風呂に入り、露天風呂からの綺麗な景色を昨日に引き続き堪能しました。
ゆっくりこの景色を見れば見るだけ、この旅館の素晴らしさに見とれるのです。






さあ今日はどうしましょうか?
計画の無い旅、気の向くまま。
上高地に行こうよ!
取りあえず沢渡の少し手前の駐車場に車を止めて、
タクシーで行こう。




タクシーの運転手さんに「犬を乗せてもいい?」と聞くと快く了承してくださって一路上高地へ。
車の中で2匹とも凄くお利口にしていました。
大正池で下車。
ちなみに料金は3,500円なり(これは渋滞が無かった為で、いつもはこれではいけないと思うが・・・)。




昨日の雪で滑りやすいが、夢にまで見たこの景色はやはり素晴らしい!
小鳥の鳴き声・・・うぐいす、ガラ(ヒガラ・シジュウガラなど)オオルリ?キビタキ?
空気の美味しいこと!




その後、大正池から田代池、上高地自然研究路、田代橋、中の瀬園地、河童橋と移動。
雲ひとつ無い青空。
気温もまずまず!
朝早くの行動だから人も少なく、オープン(4月25日〕して間もない事もあり我が家にとっては格好の時間が持てました。
あちこちに雪が残り、雪が好きなエグザはノリードで体全体で嬉しそうに走り回っています。
河童橋に近づくと人も少しづつ多くなり、いつもだったら「綺麗なわんチャンね」って褒めていただくのが「なんて幸福なわんチャン!」って。
そういえば1時間半ぐらいの散歩をしていて犬連れには1度も会ってなかった。
梓川には鴨がいて(よくオシドリがいるらしい)エグザは其れを追っていたのか冷たい川に入っていた。
でもそれも、ほんの水遊びの程度ですぐ止めてしまった。
2時間ぐらいの散歩を楽しんで、皆ルンルン気分で上高地を後にしました(笑)




帰りも別のタクシーで駐車場まで送ってもらった。
エグザは少しタクシーに慣れたのか、窓から景色を見る余裕を見せる。
タクシーの運転手さんが言うには「今日のようなこんな好い景色は、シーズン中10回あるかないか」と言う素晴らしいものでした。